【デリーモーターショー14】ルノー KWIDコンセプト発表…小型ヘリを備えたコンパクトSUV

自動車 ニューモデル 新型車
ルノー KWIDコンセプト
ルノー KWIDコンセプト 全 9 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、ルノーは2月5日、インドで開幕した「第12回オートエキスポ2014」(デリーモーターショー14)において、『KWIDコンセプト』をワールドプレミアした。

同車は、インドなどの新興国市場のニーズに応えて、ルノーがコンパクトカーセグメントに、新たなビジョンを示した1台。陽気で力強いデザインや優れたコネクティビティ整備を意識して、若い世代の顧客をターゲットに開発された小型SUVだ。

デザインには、インドをはじめ全世界のルノーのデザインチームが参画した。非常に短いオーバーハングや、逞しいオーバーフェンダーが特徴だ。ルノーによると、バギーカーに見えるようなデザインを狙ったという。

室内は、鳥の巣をモチーフとし、繭に包まれたようなデザインを提案。シートは、室内中央フロアの1か所に固定され、空中に浮いているかのよう。前席は3名がけで、ドライバーは中央に座る。ダッシュボードには、タブレット型端末が組み込まれ、ナビゲーションとしても機能する。

「フライング コンパニオン」と命名された小型ヘリコプターが、KWIDコンセプトのルーフに内蔵されており、ドライブに伴走して飛行するのはユニークな発想。自動飛行モードと室内のタブレット端末から操作できるマニュアル飛行モードを備え、走行中のKWIDコンセプトにエンタメ情報や安全面に関わる情報を送ってくる。

パワートレインは、プラグインハイブリッド(PHV)。モーターとバッテリー(二次電池)によるEV走行モードに加えて、最新世代の1.2リットルガソリンターボエンジンによる走行も可能。トランスミッションは、デュアルクラッチの「EDC」を組み合わせている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  2. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  3. <新連載>[車内エンタメ最新事情]音楽を聴く場合、スマホはどう繋ぐ? 便利なのは? 音が良いのは?
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. 不適切利用47%、カメラ式駐車場管理システムで判明…熊野白浜リゾート空港
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る