三菱重工、デンマークの船舶設計会社と提携…ライセンス事業拡大へ一歩進む

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三菱重工業は、デンマークの船舶設計会社オデンセ・マリタイム・テクノロジー(OMT)と船舶エンジニアリング事業で提携することで合意した。

造船分野での豊富な蓄積を持つ両社が協業することで、様々な船種のデザインをスピーディに開発し、ライセンス事業を拡大していくという。

三菱重工が推進性能面の開発を担当し、船型のデザイン、モデル試験、省エネ装置の開発、プロペラの開発などを担当する。OMTは、主に三菱重工が開発した船型に基づく概念設計、基本設計を受け持つ。

両社が豊富な経験を持つコンテナ船、バルクキャリアや中小型液化ガス運搬船も開発する計画。OMTは、中国市場でバルクキャリアのデザインが高い評価を得ている。これに三菱重工が開発した船型や省エネ装置、プロペラを採用することで、高い性能を持つデザインの実現を目指す。

OMTは2010年に、造船会社であるオデンセ・スティール・シップヤード(OSS)から分離・独立した船舶設計専業会社。OSSは、世界最大のコンテナ船オペレーターとして有名なA.P.モラー・マースクの子会社で、同社へ供給するコンテナ船、バルクキャリア、Ro-Ro船、タンカーを建造した実績を持つ。

三菱重工はエンジニアリング事業を船舶・海洋事業の成長戦略の一つに位置づけて推進しており、今回の提携もこの一環で、積極的に新たなビジネスチャンスの開拓に取り組む方針だ。

《レスポンス編集部》

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