IHI、航空・宇宙・防衛セグメントが好調で前同期比86.6%大幅増益…2014年4-12月期決算

航空 企業動向

IHIが発表した2013年4-12月期(第3四半期)連結決算は、為替差益などの効果から経常利益が前年同期比86.8%増の452億7100万円と大幅増益となった。

売上高は同0.4%増の8715億3300万円とほぼ横ばいだった。前年度まで船舶・海洋セグメントを構成していたIHIマリンユナイテッドとその子会社3社が連結子会社から持分法適用関連会社となった影響により減少したものの、他の全セグメントの増収でカバーした。受注高は同10.7%増の9121億円となった。,

営業利益は船舶・海洋セグメントの除外の影響があったものの、航空・宇宙・防衛セグメントの増益で同39.3%増の341億2100万円と大幅増益となった。

当期純利益は同74.1%増の313億1700万円だった。

通期業績見通しは、航空・宇宙・防衛事業の円安による増収を反映した一方、資源・エネルギー・環境事業、社会基盤・海洋事業の売上計上時期の遅れを考慮して売上高は据え置いた。

損益面では、社会基盤・海洋事業の売上計上時期遅れの影響から減益を見込むものの、資源・エネルギー・環境事業の円安の効果、産業システム・汎用機械事業での車両過給機・建機の採算改善、航空・宇宙・防衛事業の増収効果と、コスト改善などによる増益を反映、営業利益は前回予想より30億円増の530億円に上方修正した。経常利益は為替差益も見込み80億円増の470億円、当期純利益は税金費用の増加を考慮し30億円増の270億円とした。

《レスポンス編集部》

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