大分県 観光バスの滑落事故、原因はブレーキ多用...運転手が過失傷害容疑に

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昨年2月に大分県九重町内の町道で発生した大型観光バスの路外転落事故について、大分県警は3日、フットブレーキの多用でフェード現象を起こし、ブレーキが効かなくなったことが主因と判断し、運転していた63歳の男を自動車運転過失傷害容疑で書類送検した。

大分県警・玖珠署によると、問題の事故は2013年2月17日の午後5時50分ごろ発生している。九重町町田付近の町道(片側1車線の直線区間)を走行していた大型観光バスのブレーキが効かなくなり、減速できないまま丁字路交差点を突き当りまで直進。そのままガードレールを突き破って斜面を滑落し、JR久大本線の線路に衝突した状態で停止した。

この事故でバスは中破。乗客43人が重軽傷となり、運転していた63歳の男も骨折などの重傷を負った。事故直後から「ブレーキが突然効かなくなった」と訴えていた。

警察は車両不具合の可能性も含め、メーカーとともに検証してきたが、車両側に欠陥や故障は無く、フットブレーキ多用によるフェード現象でブレーキが過熱して効かなくなったものと結論づけた。周辺では同様の事故が過去10年に7回も発生していたという。

警察では「運転方法に誤りがあった」として、運転していた男のみを自動車運転過失傷害容疑で書類送検。メーカーやバス会社への責任追及は見送っている。

《石田真一》

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