三菱自益子社長、「業務執行の最高責任者は私」

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三菱自動車の益子修社長(左)と次期社長の相川哲郎常務
三菱自動車の益子修社長(左)と次期社長の相川哲郎常務 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車工業の益子修社長と次期社長に内定した相川哲郎常務は2月6日、東京の本社で記者会見し、新体制での経営執行体制などについて明らかにした。

6月下旬に発足する新体制ではCEOとCOO制度を新たに導入する。会長兼CEOに就任する益子氏は経営上の役割分担に関し「業務執行の最高責任者は私であり、経営の全責任を負う」と述べ、執行面でもトップに立つ考えを表明した。

日本企業のCEOおよびCOO制度については、分担が曖昧なケースが見受けられるが、益子氏はCEOとして、いわば全権を掌握する意向を示した。益子氏は「(増資など)資本再構築の過程で、多くの投資家から経営の継続性を求められた」とし、自らが就任するCEOおよびCOOを新設した狙いを説明した。

会長就任後も最高責任を担う一方で、相川次期社長兼COOには「会社の方針、戦略を効率的かつ確実に実行する役割を担ってもらう」と述べた。

《池原照雄》

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