GMのシボレーブランドが2月5日、インドで開幕した「第12回オートエキスポ2014」(デリーモーターショー14)で初公開したコンセプトカーの『アドラ』(ADRA)。同車は、インドとオーストラリアの合作だ。
これは2月5日、GMのオーストラリア部門、ホールデンが明らかにしたもの。「GMインディアと協力し、ホールデンがアドラの開発に参画。ショーカーの製作にも携わった」と公表している。
アドラは、シボレーブランドの小型SUVコンセプトカー。デザイナーにはインド人を起用し、インド・バンガローのGMテクニカルセンターが、初めて手がけたコンセプトカー。
ホールデンのグローバルデザインセンターが、このアドラの開発に、アドバイザー役として参加。インドのGMテクニカルセンター初のコンセプトカーの完成をサポートした。ホールデンはここ数年、GMグループ内で、オーストラリア向け以外の車の開発にも、広く関わっている。
「ホールデンのデザイン能力は世界で認められている」と話すのは、中国上海に拠点を置くGMインターナショナルオペレーション(GMIO)デザイン部門のマイケル・シムコー上級ディレクター。「アドラはインドの顧客にインパクトを与えるショーカーであり、GMインディアの誇り」と語っている。