ヒュンダイ・モータースポーツの指揮官であるマイケル・ナンダン氏は2月5日、4月に行われるラリーポルトガルまで、『ヒュンダイ i20』の評価はしないことを認めた。
2014年度世界ラリー選手権のオープニングの3ラウンドとなるモンテカルロ、スウェーデン、メキシコは特別なものであり、ラリーポルトガルの伝統的なグラベルのステージが、車のスピードを査定する最初の機会となる。
「これらの最初の3つのラリーで車のパフォーマンスを評価することはできない。なぜなら天候状態はとても重要で、全てのことが起こり得るからだ。我々は耐久性を改良する為に長距離の走行を得ることにより集中しており、その後車のパフォーマンについてはポルトガルに入った時に評価し易くなるだろう」とナンダン氏は語った。
ヒュンダイは先月、ティエリー・ヌービルとダニ・ソルドの両ドライバーがオープニング・レグでリタイアした時、モンテカルロでWRCへのタフな復帰を余儀無くされた。
「今年の全てのラリーは、我々にとってフレッシュなスタートのようなものだ。モンテカルロは我々にとって良くなかった。我々は最低でも、もう少しのマイレージを稼ぎたかったので、スウェーデンでもラリーを完走して、さらなる情報を得るという同じ目標を持っている」とナンダン氏は付け加えた。