ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツが1月30日に発表した新型メルセデスベンツ『Vクラス』。同車の公式映像が、ネット上で公開されている。
新型は、欧州でのフルサイズMPVセグメントにおいて、デザイン面、快適性、安全性で新たな基準を打ち立てることを目指して開発。新型のデザインは、スクエアなボディ形状が、ひと目でVクラスと分かるもの。フロントマスクには、最新のメルセデスベンツのアイデンティティが表現された。
引き続き3列シートの室内は、2列目シートが独立タイプとベンチの2種類が選択可能。シートアレンジは多彩で、乗車定員は最大8名。新型のリアゲートには、ガラスハッチが装備された点が新しい。
欧州仕様は発売当初、ディーゼルエンジンのみを設定。直噴2.1リットル直列4気筒ターボは、3種類の出力特性が用意される。最大出力はそれぞれ、136ps、163ps、190ps。トランスミッションは、「7G-トロニックプラス」。
最上級グレードの「V250ブルーテック」の場合、従来の3.0リットルV型6気筒ターボディーゼル並みのパフォーマンスを実現。それでいて、燃費は最大28％向上させた。排出ガス性能は、ユーロ6を満たす。
安全面では、「クロスウインドアシスト」や「アテンションアシスト」を標準装備。360度のカメラや、アクティブパーキングアシスタンスシステムもオプション設定した。ダッシュボード中央には、タッチパネル方式の最新のマルチメディアシステムを設定する。
メルセデスベンツの高級ミニバンとして、全面的な進化を遂げた新型Vクラス。公式映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。
