いすゞ片山専務、タイ市場「入店数が確実に減っている」

自動車 ビジネス 企業動向
いすゞ自動車 片山正則取締役専務執行役員
いすゞ自動車 片山正則取締役専務執行役員 全 3 枚 拡大写真

いすゞ自動車の片山正則取締役専務執行役員は2月7日に都内で開いた決算会見で、主力のタイ市場について「お客さんの入店数が確実に減っている」とした上で、2014年の全需は前年比11%減の118万台程度になるとの見通しを示した。

片山専務は「商用車、ピックアップトラックともに、お客さんの入店数が確実に減っている。とくに商用車に関しては調整局面に入ったのではないかとみている。代替需要はフリート系ででているが、増車は様子を見ているというのが最前線からの話。また大きな混乱は出ていないが、(政情不安で)新車登録業務も少し滞っている」と説明。

「タイの全需は、2013年が133万台で、このうち後半が59万台だった。2014年は59万台×2がベースラインになって、それに対してプラスマイナス数万台になるとみている」と述べた。

その一方で「タイの経済自体は長期的には成長していくし、物流形態もより近代的なものに移行しつつあるので、そういう意味では一時的な問題だと我々としてはとらえている」とも語った。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  3. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る