ヒュンダイチームのドライバーであるティエリー・ヌービルは2月7日、同チームがシーズン緒戦の2戦で問題に遭遇したのは、新しい車である『i20』の開発の過程であると語っている。
ヌービルは、ラリースウェーデンの第2レグのオープニング・ステージで、右前方のサスペンションの破損の為にリタイアを余儀なくされた。さらにチームメイトのユホ・ハンニネンも、同じステージの第2パスで右前輪を失うという結果となった。
「昨年の終わりに、僕がヒュンダイに合流した時に選択したときから覚悟していたことだ。今年がハードで大きなチャレンジであることは知っていたが、これらのトラブルは全て開発の一部だ。僕達は全てのものから学んでいて、車とパーツを開発をまだまだ改善していくさ」とヌービルは語った。
彼のリタイアはオープニング・ステージのフィニッシュから5kmにある、スローな右コーナで起こった。
「僕達は小さな衝撃を感じ、僕はおそらくパンクしたのだと思ったが、サスペンションの小さな部分が壊れてしまった。残念だね。なぜなら僕達はとても上手くやっていたからね」とヌービルはリタイアについて説明した。
チームの指揮官であるマイケル・ナンダン氏は、ヌービルがラリー2の規定により明日のレースに復帰することを予想している。「我々はダメージを慎重に見ることを望んでいるが、私はそれを修理するのは決して大きな問題ではないと思っている」とナンダン氏は語った。