三菱重工、北九州市に電気バス2台を供給…高性能リチウムイオン二次電池 MLiX 搭載

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三菱重工・電気バス
三菱重工・電気バス 全 1 枚 拡大写真

三菱重工業は2月10日、北九州市が計画するゼロエミッション交通システム向けに電気バス2台を供給すると発表した。

電気バスには、同社製高性能リチウム二次電池「MLiX」を搭載するとともに、車両本体の一部にカーボンファイバーを導入して軽量化。連続走行可能距離を飛躍的に向上させたノンステップ(低床)の大型路線バスで、排ガスゼロ・低騒音と快適な走行を実現する。

北九州市では、3月下旬から同バスの市内運行を開始し、10月には太陽光で発電した自然エネルギーをESS(定置用大型蓄電池システム)に蓄電して、その電力を充電するゼロエミッション化を実現する計画。

電気バスの車両寸法は全長11.065m、幅2.495m、高さ3.475mで、重量は11.25トン。専用に開発した充電器を使用することで、従来の急速充電方式(CHAdeMO)に比べて約半分の時間で充電できるのが特徴で、1回の充電で最大80km走行することができる。最高速度は85km/時で、乗車定員は72人。

《纐纈敏也@DAYS》

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