アリアンスペース社 アリアン5ロケット58回目の連続打ち上げ成功 ISSから打ち上げ画像も

宇宙 企業動向
アリアンスペース社 アリアン5ロケット58回目の連続打ち上げ成功 ISSから打ち上げ画像も
アリアンスペース社 アリアン5ロケット58回目の連続打ち上げ成功 ISSから打ち上げ画像も 全 1 枚 拡大写真

アリアンスペース社は、日本時間2014年2月7日午前6時30分、仏領ギアナ・ギアナ宇宙センターからアリアン5ロケットで通信衛星『ABS-2』および軍事通信衛星『Athena Fidus』の打ち上げに成功したと発表した。

ABS-2はアジア・ブロードキャスト・サテライト社(ABS)の通信衛星。衛星はスペースシステムズ・ロラール社が製造し、同社のLS-1300バスを採用している。打ち上げ重量は6330キログラム。C帯、Ka帯のトランスポンダを搭載し、東経75度の静止軌道上からアフリカ、アジア太平洋、欧州、中東、ロシア及び独立国家共同体(CIS)向けに通信サービスやDTH 放送、マルティメディア、データネットワークのサービスを提供する。Athena Fidusはフランスとイタリアが共同で運用する軍事通信衛星。タレス・アレニア・スペース社が衛星を製造し、同社のSpacbus 4000B2バスを採用。打ち上げ時重量は3080キログラムで運用寿命は15年以上を予定している。

今回の打ち上げは2014年最初のアリアン5ロケットの打ち上げで、58回目の連続打ち上げ成功となる。打ち上げにあたり、国際宇宙ステーションからNASAのリック・マストラキオ宇宙飛行士(@AstroRM)がロケットの航跡をとらえた写真を撮影、ツイッターに公開している。

《秋山 文野》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る