1月のVWブランド世界乗用車販売、初の50万台超え

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新型フォルクスワーゲン ゴルフ
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは2月11日、1月のフォルクスワーゲンブランド(乗用車)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は1月としては、初の50万台超えとなる51万5700台。前年同月比は4%増と、5か月連続で前年実績を上回った。

市場別販売は、最大市場の中国(香港を含む)が、前年同月比13.9%増の26万7800台。中国を含めたアジア太平洋地域では、13.7%増の28万5300台以上を売り上げる。

一方、北米は、前年同月比10.6%減の約3万9200台と後退。このうち米国は、19%減の2万3500台にとどまった。

信用不安からの回復の兆しが見える欧州は、前年同月比7.9%増の12万6200台。このうち、西欧(ドイツを除く)は、9.1%増の6万6100台。地元ドイツも8.8%増の4万1400台と、プラス基調にある。しかし、ロシアは前年同月比13.7%減の8600台と、減少傾向。

2013年のフォルクスワーゲンブランド(乗用車)の世界新車販売台数は、過去最高の593万台。前年比は3.4%増だった。同社のクリスティアン・クリングラー営業担当取締役は、「1月の販売台数が50万台を超えたのは初めて」と述べ、2014年の販売への確かな手応えを伝えている。

《森脇稔》

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