【JAIA試乗会】小さいけれど機能的…VW high up![写真蔵]

自動車 ニューモデル 新型車
フォルクスワーゲン・high up!
フォルクスワーゲン・high up! 全 28 枚 拡大写真
フォルクスワーゲン グループ ジャパンが導入している『up!』は、フォルクスワーゲンとして最もコンパクトなサイズの、新しいスモールカーである。

そのサイズは、全長3,545mm x 全幅1,650mmとコンパクトながら、タイヤをボディの四隅に配置し、エンジンのレイアウトを工夫するなどで、居住空間を最大化。大人4 人と小旅行用の荷物を搭載出来るラゲージスペースを確保している。

さらに、フォルクスワーゲンでは全車標準となるESP や、フロントサイドエアバッグ(頭部保護機能付)に加え、シティエマージェンシーブレーキ(低速域追突回避・軽減ブレーキ)を全車標準採用。時速約5kmから30km未満で走行中、フロントウインドー上部に設置されたレーザーセンサーにより約10m前方までの車両などの障害物を検知、ドライバーが減速しなかった場合には自動的にブレーキをかけ、追突を回避、もしくは追突時の衝撃を軽減する。

フォルクスワーゲンAG グループデザイン責任者ワルター デ シルヴァの手によるup!のエクステリアデザインは、クリーンでシンプルなものだ。そのフロントエンドは、フォルクスワーゲンファミリーの一員を表す、水平基調のラインによって結び付けられたヘッドライトと、その中央に配置された大きなフォルクスワーゲンエンブレムが特徴だ。バンパーは、スモールカーならではの親しみやすさを感じさせる個性的な表情が与えられた。

直線基調のインテリアもエクステリア同様クリーンでシンプルなもので、なかでも特徴的なのがダッシュボード前面を横断するデザインパネルだ。グレードとボディカラーによって異なった仕上げとなり、high up!には一部のボディカラーにボディ同色のパネルを用意するなど、豊かなインテリアのバリエーションが用意されている。

上級グレードの『high up!』の価格は186万円である。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. トヨタの新モビリティ向けEV、『e-Palette』販売開始…2900万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る