日本ミシュラン デルマス社長「ランニングコスト重視の傾向に勝機見出す」

モーターサイクル 企業動向
日本ミシュランタイヤ 代表取締役社長のベルナール・デルマス氏(中)
日本ミシュランタイヤ 代表取締役社長のベルナール・デルマス氏(中) 全 15 枚 拡大写真

2月12日、日本ミシュランタイヤは二輪車向けスポーツツーリングタイヤ「ミシュラン パイロット ロード 4」「ミシュラン パイロット ロード 4 GT」「ミシュラン パイロット ロード 4 トレイル」の3製品を、一部のサイズを除き2月15日から全国一斉に発売すると発表した。

発売に先立ち、日本ミシュランタイヤ 代表取締役社長のベルナール・デルマス氏は、昨年の業績に関して「ミシュラングループは、成熟市場における需要の低迷や為替の影響などを受け苦戦をした。しかし、新興市場での需要拡大により、グループ全体では良い結果を出すことができた。日本市場においても、アベノミクスによる景気回復の兆しを受け状況は良くなってきている」と述べた。

デルマス社長は、状況が好転してきている日本市場について「日本においては、イニシャルコスト重視の考え方からランニングコスト重視のヨーロッパ的な考え方に移ってきている。製品を長く使いたいというお客様が増えており、ミシュランのビジネスチャンスに繋がると考えている」と述べた。

また、ミシュラングループにおける二輪車タイヤの位置付けに関してデルマス社長は「二輪車用タイヤはブランドイメージにとって大変重要なカテゴリー。評価の厳しい日本のライダーに高い支持を受けていることを誇りに思う」と述べた。

《橋本 隆志》

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