村上開明堂が発表した2013年4-12月期(第3四半期)連結決算は、営業利益が前年同期比7.1%増の34億9800万円と増益となった。
売上高は国内における自動車用バックミラー販売減少があったものの、海外での受注増や、円安による為替換算効果などで同1.9%増の447億4600万円と小幅な増収だった。
収益ではアジア、北米が好調だったことや為替差益の効果で、経常利益は同7.6%増の38億4300万円となった。
当期純利益は同26.3%減の23億8200万円となった。前年にタイ洪水被害に伴う受取保険金11億5500万円を特別利益に計上した反動で今期は減益となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。