アウディ A3 スポーツバック 新型に天然ガス車、「g‐トロン」…ドイツ受注開始

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アウディ A3スポーツバック gトロン
アウディ A3スポーツバック gトロン 全 5 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、アウディは2月13日、『A3スポーツバック g-トロン』のドイツでの受注を開始した。

A3スポーツバック g-トロンは2013年3月、ジュネーブモーターショー13で初公開。車名の「g-トロン」とは、次世代の天然ガス(CNG)車を意味するネーミング。新型『A3スポーツバック』をベースに開発された市販天然ガス車が、A3スポーツバック g-トロンとなる。

アウディは2013年6月、「e-ガス」工場をドイツ・ヴェルルテに開業。e-ガスは、人工メタンガスのこと。人工メタンガスは、A3スポーツバック g-トロンの燃料として活用される。

この人工メタンガスは、風力発電によるクリーンエネルギーを利用し、電気分解で作り出した水素とCO2を混ぜて生産される。アウディはドイツ・ヴェルルテ工場で、年間1000万トンのe-ガスを生産する計画。

A3スポーツバック g-トロンのパワートレインは、直噴1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」エンジンが基本。CNGに対応したに専用チューニングが施される。最大出力は110ps。トランク床下には、2個のCNGタンクを配置した。

A3スポーツバック g-トロンの顧客は、「e-ガス燃料カード」が選択可能。このカードがあれば、ドイツ国内650か所以上の給油所で、アウディのe-ガスが購入できる。アウディのウルリッヒ・ハッケンバーグ技術開発担当取締役は、「e-ガスはアウディの環境戦略の重要な柱」と述べている。

《森脇稔》

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