JR東日本、仙山線の臨時2駅を廃止

鉄道 企業動向
3月14日をもって廃止される、仙山線の西仙台ハイランド駅と八ツ森駅。両駅とも臨時駅だが、最近は使用されていなかった。
3月14日をもって廃止される、仙山線の西仙台ハイランド駅と八ツ森駅。両駅とも臨時駅だが、最近は使用されていなかった。 全 1 枚 拡大写真

JR東日本仙台支社は2月14日、仙台市青葉区内にある仙山線の西仙台ハイランド駅と八ツ森駅を廃止すると発表した。両駅とも臨時駅だが近年は使われておらず、今後も使用の見込みがないことから、3月14日をもって廃止する。

熊ヶ根~作並間の西仙台ハイランド駅は1987年3月21日、臨時乗降場として開設。国鉄の分割民営化が行われた1987年4月1日付で定期列車が臨時停車する臨時駅となった。近隣のスポーツ公園や遊園地の最寄り駅として設置されたが、「道路整備が進むに連れ自家用車を利用するお客さまが増え、鉄道を利用されるお客さまが減少した」(仙台支社)ため、2003年10月から全列車通過となった。

作並~奥新川間の八ツ森駅は、八森スキー場の最寄り駅として1937年11月に開設。当初は仮乗降場の扱いだったが、1987年3月31日付で臨時列車が臨時停車する臨時駅となった。しかし、それに先立つ1970年にスキー場が閉鎖されており、駅の利用者も減少していたため、2002年12月に全列車通過となった。

《草町義和》

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