ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツが3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー14でワールドプレミアする新型『Sクラス クーペ』。同車の公式映像が、ネット上で公開されている。
メルセデスベンツの最上級ラグジュアリークーペ、新型Sクラス クーペは、現行『CLクラス』の後継車。CLクラスはモデルチェンジを機に、名前を改め、新型『Sクラス』の一員として、Sクラス クーペのネーミングでデビューを飾った。
サルーンの新型Sクラスよりも、2ドアクーペらしいパーソナル感を追求しているのが、新型Sクラス クーペの特徴。外観は、メルセデス伝統の伸びやかでスポーティなクーペフォルム。リアのデザインには、従来のメルセデスにない新しさを表現する。
ボディサイズは、全長5027×全幅1899×全高1411mm、ホイールベース2945mmの堂々の大きさ。インテリアは贅を尽くした仕上げで、ヘッドアップディスプレイやタッチパッドも用意。外観同様、パーソナル感が強調されている。
オプションで、スワロフスキークリスタルを使ったヘッドランプを設定。片側に47個のスワロフスキークリスタルが採用される。このヘッドランプは、17個のデイタイムランニングライト、30個のウインカーランプで構成。
搭載エンジンは新型Sクラスに準じる。まず登場する「S500クーペ 4マチック」は、4.7リットルV型8気筒ツインターボを搭載。最大出力455ps、最大トルク71.4kgmを引き出す。新型Sクラスに導入されたマジックボディコントロールを、オプション設定。完璧に近い乗り心地を実現する先進のシステムだ。