【シトロエン C3 改良新型】新パワートレイン搭載と価格引き下げで、新規ユーザー獲得に期待

自動車 ニューモデル 新型車
シトロエン・C3
シトロエン・C3 全 27 枚 拡大写真

プジョー・シトロエン・ジャポンは、シトロエンの5ドアコンパクトハッチバックの『C3』に新開発のパワートレインを搭載。2月17日より発売を開始した。

新開発のパワートレインは、ヨーロッパでは”Pure Tech”と呼ばれるもので、エンジンは、EB2という名前の1.2リットル3気筒エンジンに、ETG5という、基本はマニュアルトランスミッション構造の2ペダル、シングルクラッチのトランスミッションを搭載。そこにストップ&スタート(アイドリングストップ)機構が組み合わされたパワートレインを指す。

プジョー・シトロエン・ジャポン広報部シトロエンPRマネジャーの村田佳代さんによると、新型C3は、「この新開発のパワートレインを搭載することで車両重量を70kgダイエットに成功した」と述べ、燃費に関しても、「燃費は19km/リットルと大幅にアップした。これまでの1.6リットル4速ATモデルが12.1km/リットルだったので、57%の向上になる」という。

価格は、エントリーグレードのSeductionが203万円(旧モデルは210万円)。上級グレードのExclusiveは233万円(旧モデルは240万円)と値下げになった。

村田さんは、「C3購入ユーザーの半分が、初めてシトロエンに乗るという、ニューカマーを牽引する非常に重要なモデルだ。今回効率の良い新パワートレインに加えて、203万円という戦略的な価格によって、さらに新規ユーザーがシトロエンに来てもらえたら」と期待を語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る