2月5~11日にインド・グレーターノイダで開催された「第12回オートエキスポ2014」(デリーモーターショー14)。インディア・ヤマハモーターは、インド向けスクーターの新製品『シグナスα』を初公開した。
インドでは2012年に『シグナス・レイ』を発売しているが、さらにラインナップを強化する目的で投入されるのがシグナスαだ。113ccエンジンをはじめとする基本メカニズムはシグナス・レイと共通。
インドではスクーターの市場が急激な拡大を見せ、女性ユーザーの数も増えているという。そこで「男女ともに親しめる、若いファミリーをターゲットにしたスクーターを開発しました」とヤマハモーターR&Dインディアの小林利和マネージング・ディレクター。
シグナス・レイは比較的シャープな印象のスタイリングを持つが、シグナスαでは全体的に丸みを帯びた形状にされたほか、ヘッドランプがハンドル部に移されてより親しみやすい印象となっている。これまで手薄だった地方部にも攻め入り、セールスを展開したいとのことだ。