ZMP、自動車などの位置・挙動・環境を同時計測可能なCAN接続センサパッケージ発売

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ZMP Position&Motion 2014
ZMP Position&Motion 2014 全 2 枚 拡大写真

ZMPは2月17日、自動車、輸送機、人、建物の位置・挙動・環境を同時計測可能なCAN接続センサパッケージの最新版「ZMP Position&Motion 2014」の販売を開始した。

新製品は、GPS、気圧・温度・湿度センサを搭載したセンサモジュールと、加速度・ジャイロ・地磁気センサを搭載したセンサモジュールで構成。絶対位置情報、車両の挙動情報、周囲の環境情報をCANバスで同時に計測することができる。

移動体の実験・計測において、異なるメーカーのセンサを別々のラインで記録すると、データの同期作業に手間がかかるが、本センサパッケージを用いることで、絶対位置情報としてGPS、車両の挙動情報として、加速度(3軸)・ジャイロ(3軸)・地磁気(3軸)、周囲の環境情報として、気圧・温度・湿度の情報を、同時に同じラインで記録することが可能になる。

データはCANで出力され、他計測システムへの接続もスムーズ。これにより、異なる時系列(タイムスタンプ)とともに得られる複数のデータ列の同期を取る作業が不要となり、データ処理時間を大幅に短縮する。

価格は、「ZMP Position&Motion 2014」が、一般27万6000円、アカデミック19万円。また、車載データロガーとして実績の豊富なベクター・ジャパン社のデータロガー「GL1000」とのセットパッケージも同時発売。価格は一般49万6000円、アカデミック41万円。いずれも税別価格。

《纐纈敏也@DAYS》

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