砕氷艦「しらせ」、南極で暗礁に接触して座礁

船舶 行政
海上自衛隊砕氷艦「しらせ」の参考画像(出展:海上自衛隊)
海上自衛隊砕氷艦「しらせ」の参考画像(出展:海上自衛隊) 全 1 枚 拡大写真

第55次南極地域観測に協力中の海上自衛隊砕氷艦「しらせ」が2月16日日本時間13時40分頃、暗礁に接触し、座礁した。

「しらせ」は、南極地域観測隊からの依頼を受け、現在無人状態の南極ロシア・マラジョージナヤ基地周辺の状況を調査するため、同基地沖(約700メートル地点)を砕氷航行中のところ、座礁した。

現在、「しらせ」船体に一部浸水が認められるものの、人員への被害はなく、油の流出も確認されていない。また、浸水部は二重底となっており、艦の構造上、離礁できれば航行できる見通し。

「しらせ」は、現地の満潮に合わせて離礁作業を試みているが、2月17日日本時間17時現在まで、離礁できていない。

昭和基地への補給品の輸送支援については、2月8日までに完了している。

《レスポンス編集部》

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