東京メトロとハノイ都市鉄道管理委、友好・協力の覚書締結

鉄道 企業動向
署名後に握手するMRBグエン・クアン・マイン局長と東京メトロ奥義光社長。
署名後に握手するMRBグエン・クアン・マイン局長と東京メトロ奥義光社長。 全 1 枚 拡大写真

東京地下鉄(東京メトロ)とベトナムのハノイ市都市鉄道管理委員会(MRB)は2月18日、ハノイ市で相互の友好・協力に関する覚書を締結した。

東京メトロによると、ハノイでは経済成長による人口の急増で道路交通量も増加しており、慢性的な渋滞の発生などの問題が生じている。このため都市高速鉄道の整備が計画されており、各線を運営・維持管理する組織の設立が急務となっている。こうしたことから東京メトロは、日本の国際協力機構(JICA)が行うハノイ都市鉄道運営組織の設立支援プロジェクトを受注。2013年3月からハノイに現地事務所を設置してプロジェクトに取り組んでいる。

覚書の内容は、ハノイ市人民委員会が実施する都市鉄道整備事業に関する建設・運営・管理への技術協力や助言、相互の人的交流、情報交換など。東京メトロは「今後設立が予定されているハノイ市の都市鉄道運営会社とも相互の友好協力関係を継続するとともに、このことが、ハノイ市及びベトナム国の発展への貢献並びにベトナムと日本の友好関係の強化につながるよう努めていきます」としている。

《草町義和》

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