JX日鉱日石金属、中国のめっき設備を増強…精密部材の需要拡大に対応

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日鉱金属(蘇州)有限公司外観
日鉱金属(蘇州)有限公司外観 全 2 枚 拡大写真

JX日鉱日石金属は2月19日、中国において拡大する精密加工サービス・精密部材の需要に対応するため、日鉱金属蘇州および無錫日鉱におけるめっき設備の増強を図ると発表した。

中国では、スマートフォンの生産基地化および自動車の電装化の進展に伴い、これらの製品に使用される高機能製品の需要が拡大している。

この状況に対応するため、精密圧延技術と精密加工技術の組み合わせにより、独自の製品・サービスを提供している日鉱金属蘇州では、2013年11月に銀めっきラインを増設し、銀めっき能力を従来比約6倍としている。また、精密めっき事業に特化した無錫日鉱では、2014年1月に金およびすずめっきラインを増設したことに加え、4月にはニッケルめっきのラインを新設する。

江蘇省の太湖周辺では中国国内でも特に厳格な環境規制が求められるが、両事業所では、この規制に対応した9ライン分のめっき設備の認可を取得しており、今後の需要増にも対応し得る体制を構築している。

同社グループでは、中国においてITおよび車載向け電子部品用途を中心に拡大する精密加工サービス・精密部材の需要に対し、日鉱金属蘇州と無錫日鉱の2つの事業所の連携により、顧客サービスの充実に努めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

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