国立天文台、アルマ望遠鏡受信機の出荷が完了

宇宙 企業動向
国立天文台製アルマ望遠鏡受信機の出荷が完了(出典:国立天文台)
国立天文台製アルマ望遠鏡受信機の出荷が完了(出典:国立天文台) 全 3 枚 拡大写真
国立天文台は2月18日、7台のアルマ望遠鏡バンド10受信機を国立天文台先端技術センターから出荷した。これで国立天文台が開発を担当した3周波数帯受信機計219台の出荷が完了したことになる。

受信機の開発・量産は、2013年12月までに完了し、この後、出荷前検査と梱包、輸送中の衝撃を測定するショックログの設定、輸送のための手続きなどを経て、この日の出荷となった。

バンド10受信機開発チームのメンバーは、別れの言葉をかけながら輸送用ケースに収められた受信機を台車に載せ、トラックに移される様子を見届けた。

運送会社のトラックに載せられた受信機は、空路でチリに運ばれ、アルマ望遠鏡山麓施設(標高2900メートル)で他の周波数帯の受信機とともに、性能試験が行われた後、アンテナに搭載される。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る