GST導入に向け非課税項目の見直しを実施…品目リストを4月にも発表へ

エマージング・マーケット 東南アジア

2015年4月1日に予定されている物品・サービス税(GST、税率6%)の導入に向けて、政府は非課税の対象品目リストの見直しを行っている。エッジが報じた。

アハマド・フスニ・ハナズラ第2財務相は、品目リストを4月をめどに発表することを明らかにした。現在最終段階に入っており、作成が終わり次第、議会に提出するという。

財政赤字削減を進める政府は、2014年度予算案でGSTの2015年4月導入を発表。税率は6%で、売上税とサービス税は廃止されることになった。現在250品目が売上税とサービス税の非課税の対象項目となっている。

GSTの税率の引き上げについてアハマド第2財務相は、まだ引き上げに関する協議は行っていないと明らかにした。税率の引き上げは、国民の福利を保証する政府の原理に反するが、導入から数年以内に税率を見直すことは必要との見解を示した。

広瀬やよい

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