IPO市場、JPモルガンが今年も活況と予想、予定件数は14件…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

JPモルガンは、今年の新規株式公開(IPO)市場について、221億リンギと好調だった2012年と同規模、またはそれ以上となる可能性があると指摘した。今年下期には多くのIPOが予定されており、国内外から投資資金が集まると期待されている。

ロイター通信が報じたところによると、今年マレーシアのIPO市場の規模は71億米ドル(234億5,000万リンギ)となると予想されている。今年は14件のIPOが予定されている。IPOを予定しているのは▽1マレーシア・デベロップメント▽ブーステッド・プランテーションズ▽アイコン・オフショア▽イスカンダル・ウォーターフロント・ホールディングス▽メディニ・イスカンダル・マレーシア▽テームド・アトラクションズ&リゾーツ▽ナザTTDI --など。2012年に上場したフェルダ・グローバル・ベンチャーズ(FGV)のIPOの規模は同年上場したフェイスブックに次いで世界で2番目の規模だった。

JPモルガンは今年、マレーシアの国内総生産(GDP)が前年比5.5%の成長となると予想している。輸出は回復する一方で、消費者主導のセクターは不調となると予想している。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  6. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  7. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  8. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  9. 中央道恵那峡SA、「中津川・恵那 五平もち祭り」開催へ…10月12日・13日
  10. ロールだけ“抑える”が正解? 強化スタビライザーの効果と落とし穴~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る