【フォード フィエスタ 試乗】“艶”と“隙”、バランスが絶妙…吉田由美

試乗記 輸入車
フォード・フィエスタ
フォード・フィエスタ 全 16 枚 拡大写真

日本では先代モデルが途中で導入終了となった影響もあるのか、今ひとつ認知度の低い『フィエスタ』。

しかし、新型の6代目フィエスタはフロントマスクが、アストンマーティン『シグネット』を思わせる大きな台形グリルとなり、それがぽっかり空いた口のように見え、愛嬌がありつつもカッコ可愛いくて私このクルマ好き~。車も女性も、いい意味でのちょっとした抜け感と言うか、‘隙’のある感じがモテるのかも。

さらにボディカラーの色遣いやネーミングも、お洒落で素敵。「ホットマゼンタ」や「ブルーキャンディ」といった艶のある大人っぽいボディカラーは、コンパクトカーでありながら高級感も感じさせ、かなり好印象です。この好印象は車に試乗してからも同じでした。初めてこの車に乗ったのは箱根での試乗会でしたが、私はハンドルを握って山道を駆け上がった時、1リットル直噴ターボエンジンとは思えない軽快さと力強さに、思わずニンマリしてしまいましたから。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★

吉田由美|カーライフ・エッセイスト
短大時代からモデルを始め、国産メーカーのセーフティドライビングのインストラクター経て2000年に「カーライフ・エッセイスト」に転身。クルマまわりのエトセトラについて独自の視点で自動車雑誌を中心に、テレビ、ラジオ、web、新聞、トークショー、講演会などで広く活動中。3つのブログを展開し、中でも「なんちゃってセレブなカーライフ」は1日約20万アクセスの人気を誇る。

《吉田 由美》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る