二次電池の世界市場、2018年には7兆5616億円に拡大…富士経済調べ

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二次電池、一次電池の世界市場
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富士経済は、2013年11月から2014年1月にかけ二次電池15品目、一次電池8品目、次世代電池4品目の世界市場と開発動向を調査。その結果を報告書「2014 電池関連市場実態総調査 上巻」にまとめた。

2013年の市場は、一次電池、二次電池共に拡大し、前年比7.9%増の6兆4564億円となった。長期的には一次電池は単価の下落や二次電池へのシフトにより縮小、二次電池は次世代自動車向けを中心としたリチウムイオン二次電池の需要増で拡大し、市場は2018年に2013年比17.1%増の7兆5616億円が予測される。

二次電池は応用製品の数量増加や、次世代自動車向けやESS向けなどの新たな需要により、拡大が予測される。現状、市場の約7割を鉛蓄電池が占めるが、多くの電池メーカーがリチウムイオン二次電池に注力していることや、採用機器の増加により、今後はリチウムイオン二次電池の占める割合が大きくなる。特にニカド電池や小型のニッケル水素電池からのシフトが進んでおり、安価でかつ大型機器向けの鉛蓄電池が採用される分野以外は、ほとんどがリチウムイオン二次電池になるとみられる。

一次電池市場は、マンガン乾電池など他の乾電池からのシフトもあり、アルカリマンガン乾電池が堅調である。他の一次電池については用途がほぼ固定化されており、市場に大きな変化は見られない。また、既に販売ルートが整備され技術も成熟した汎用品・標準品の多い一次電池は、研究開発に多くの費用を掛ける必要がなく、展開するメーカーも大量生産、大量販売によるスケールメリットで利益を確保するところが多い。そのため、市場としては長期的には単価の下落により微減が予測される。

《纐纈敏也@DAYS》

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