ケーヒン、直噴インジェクターの北米生産を決定…米国とメキシコに新ライン設置

自動車 ビジネス 企業動向
ケーヒン・直噴エンジン対応インジェクター(参考画像)
ケーヒン・直噴エンジン対応インジェクター(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

ケーヒンは2月26日、直噴インジェクターの北米現地生産を行うため、新ラインを設置し、2015年からの始動に向けた準備を進めると発表した。

【画像全2枚】

同社は、世界トップクラスの微粒化・応答性・高圧噴射を実現した直噴インジェクターの新製品を2013年8月から日本で量産を開始。直噴型エンジン搭載の自動車は、北米市場でも、環境ニーズの高まりや燃費規制の強化に伴い、今後拡大していくことが見込まれている。

生産ラインについては、工程の見直しを徹底的に行い、約1割効率を向上させたラインを設置。さらに、競争力と品質を両立するため、部品精度が要求されるラインは、インジェクター生産の実績のある米国・インディアナのケーヒンアイピーティーマニュファクチュアリング・エルエルシーに、労働集約型のラインは労働コストに優位性があるメキシコのケーヒン・デ・メキシコ・エスエーデシーブイにそれぞれ設置し、米州での総合力を最大限活かした生産を行っていく。

これらのライン設置に伴い直噴インジェクターの生産能力は日本および米州あわせて2016年中には約650万本となる予定。なお、今回のライン設置に伴う投資金額は約4000万米ドル(約40億円)となる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
  2. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  3. 【プジョー 208 新型試乗】新ハイブリッド搭載で、俊敏なハンドリングがより際立つ…島崎七生人
  4. 財務省“EV狙い撃ち”…重量に応じた「EV新税」車検時に上乗せ[新聞ウォッチ]
  5. メルセデスベンツ『GLC』新型、最終デザインを入手! ハイエンドモデルにはV8か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る