【ジュネーブモーターショー14】日産 ノート 新型、欧州仕様にエコスーパーチャージャー…燃費は23.3km/リットル

自動車 ニューモデル 新型車
日産 ノート 欧州仕様(ダイナミックスタイリングパック)
日産 ノート 欧州仕様(ダイナミックスタイリングパック) 全 6 枚 拡大写真

日産自動車の欧州法人、欧州日産は2月24日、欧州市場向けの新型『ノート』に、新エンジン搭載車を追加すると発表した。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー14で披露される。

欧州向けの新型ノートは2013年春、ジュネーブモーターショー13で発表。欧州仕様は、英国サンダーランド工場で現地生産される。外観は、専用フロントグリルを採用。日本仕様は横基調だが、欧州向けはメッシュデザインを採用し、日本と欧州で微妙に表情を変えた。

搭載エンジンは、欧州仕様らしく、日本にないディーゼルを設定。排気量1.5リットルの直列4気筒ターボディーゼルは、ルノー日産アライアンスが新開発。最大出力は90ps。欧州複合モード燃費27.8km/リットル、CO2排出量95g/kmという優れた環境性能を実現する。

ジュネーブモーターショー14で追加されるのは、「DIG-S」と呼ばれる直噴1.2リットル直列3気筒スーパーチャージャー搭載車。このユニットは日本仕様の新型ノートに搭載される「エコスーパーチャージャー」で、欧州では、すでに『マイクラ』(日本名:『マーチ』)に搭載済み。

欧州向けの新型ノートの場合、最大出力98ps、最大トルク15kgmを引き出す。環境性能の高さが、DIG-Sの特徴。アイドリングストップの効果もあり、欧州複合モード燃費は23.3km/リットル、CO2排出量は99g/kmと環境性能は高い。

同時に、上級グレードの足回りのセッティングを見直し。エアロパーツなどをセットした「ダイナミックスタイリングパック」も新設定されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る