【ジュネーブモーターショー14】日産 ノート 新型、欧州仕様にエコスーパーチャージャー…燃費は23.3km/リットル
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欧州向けの新型ノートは2013年春、ジュネーブモーターショー13で発表。欧州仕様は、英国サンダーランド工場で現地生産される。外観は、専用フロントグリルを採用。日本仕様は横基調だが、欧州向けはメッシュデザインを採用し、日本と欧州で微妙に表情を変えた。
搭載エンジンは、欧州仕様らしく、日本にないディーゼルを設定。排気量1.5リットルの直列4気筒ターボディーゼルは、ルノー日産アライアンスが新開発。最大出力は90ps。欧州複合モード燃費27.8km/リットル、CO2排出量95g/kmという優れた環境性能を実現する。
ジュネーブモーターショー14で追加されるのは、「DIG-S」と呼ばれる直噴1.2リットル直列3気筒スーパーチャージャー搭載車。このユニットは日本仕様の新型ノートに搭載される「エコスーパーチャージャー」で、欧州では、すでに『マイクラ』(日本名:『マーチ』)に搭載済み。
欧州向けの新型ノートの場合、最大出力98ps、最大トルク15kgmを引き出す。環境性能の高さが、DIG-Sの特徴。アイドリングストップの効果もあり、欧州複合モード燃費は23.3km/リットル、CO2排出量は99g/kmと環境性能は高い。
同時に、上級グレードの足回りのセッティングを見直し。エアロパーツなどをセットした「ダイナミックスタイリングパック」も新設定されている。
《森脇稔》