【ジュネーブモーターショー14】ジープ チェロキー 新型、欧州仕様を発表…クリーンディーゼル設定

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新型 ジープ チェロキー の欧州仕様
新型 ジープ チェロキー の欧州仕様 全 9 枚 拡大写真
米国の自動車大手、クライスラーグループのジープブランドは3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー14において、新型『チェロキー』の欧州仕様車を初公開する。

新型チェロキーは2013年春、ニューヨークモーターショー13でデビュー。日本では、先代はチェロキーの名前で販売されていたが、北米では、先代は『リバティ』を名乗っていた。新型は北米でも、チェロキーのネーミングに回帰。新型は斬新なフロントマスクが特徴。ランプを上下2分割にレイアウトし、ジープ伝統のフロントグリルと組み合わせ、新たな表情を作り出す。

北米仕様のエンジンは、ガソリン2種類。「タイガーシャーク」と呼ばれる2.4リットル直列4気筒は、クライスラーグループと提携関係にあるフィアットの「マルチエア」技術を導入。最大出力は186ps/6250rpm、最大トルクは23.6kgm/4800rpm。先代比で、最大45%もの燃費向上を実現する。

3.2リットルV型6気筒は、「ペンタスター」と呼ばれるエンジン。先代の3.6リットルから、排気量を縮小したダウンサイジングユニットだ。最大出力は270ps/6500rpm、最大トルクは32.2kgm/4400rpm。

ジュネーブモーターショー14で初公開される欧州仕様車は、3.2リットルV6ガソリン(ロシアと中東では2.4リットル直4ガソリンも用意)に加えて、欧州向けらしくクリーンディーゼルを設定した。

2.0リットル直列4気筒ターボディーゼルエンジンは、2種類の出力特性。標準版は、最大出力140ps/3750rpm、最大トルク35.7kgm/1500rpmを引き出す。高出力版は、最大出力が170psに向上。両仕様ともに、一部グレードには、アイドリングストップを組み合わせ、燃費と排出ガス性能を高めている。

《森脇稔》

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