ボーイング、有人宇宙船CST-100のシミュレーターによるフライトテストを実施

宇宙 企業動向
ボーイング、CST-100
ボーイング、CST-100 全 1 枚 拡大写真

ボーイングは、開発中の有人宇宙船CST-100プログラムで、米航空宇宙局(NASA)の規程に則ったシミュレーターでのフライトテストを実施した。

シミュレーターを操縦したのは、ボーイングのクルー&ミッション・オペレーション担当ディレクターで、スペースシャトル最後のフライトで船長を務めたクリス・ファーガソン氏で、軌道上での姿勢、操縦手順、仮想国際宇宙ステーションへのドッキングと離脱、大気圏への再突入などのテストを実施した。

NASA向けに実施されたシミュレーターによるフライトテストは、CST-100の完成に向けた主要工程で、実際のパイロットがかかわるシミュレーションであることから「パイロット・イン・ザ・ループ」と称されている。

テストは、CST-100の最終設計審査(クリティカル・デザイン・レビュー)前に行われる最後の主要工程となる。

ファーガソン氏は、スペースシャトルの最後の飛行となったSTS-135の船長を含め、3回のスペースシャトルミッションに携わり、累計5700時間の飛行時間、宇宙滞在日数が40日以上の経歴を持つ。現在は、乗組員の立場からCST-100の開発に重要な役割を担っているほか、宇宙船、打ち上げと地上システムとの統合におけるシステム概念と技術開発、実験にも携わっている。

今回使用したシミュレーターは、ボーイングが開発したもので、乗組員やミッション管理官用訓練装置の一部として、今後、宇宙飛行士の訓練に使用される。

《レスポンス編集部》

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