マレーシア・ペナン第2大橋が開通、1カ月は無料開放 橋名は国王の名前

エマージング・マーケット 東南アジア

完成が遅れていたペナン第2大橋の開通式典が3月1日行われた。開通式典に臨席したナジブ・ラザク首相は、国王のトゥアンク・アブドル・ハリム・ムアザム・シャー陛下の名前を橋の名に冠すると発表した。

橋はバトゥ・カワン-バトゥ・マウン間を結ぶ。長さは全長24キロメートルで東南アジア最長の橋となる。ペナン第1大橋よりも10.5キロメートル長い。自動車で速さ80キロメートルで走行した場合の所要時間は30分となる。

2日より一般通行が可能となった。開通後1カ月間は無料で通行できる。料金は1カ月内に発表する。開通したのが週末だったこともあり、最長の橋を渡るため多くの人がペナンを訪れた。

当初の完成予定は昨年9月だったが、6月に発生したバトゥ・マウン側のランプ道の崩落事故で、2カ月あまり工事がストップ。開業を11月に延期していたが料金所の工事や検査、試験運用などの手続きが間に合わなかった。第2大橋が開通すれば慢性的な渋滞に悩む第1大橋の通行量が20-30%減ると見込まれている。
(ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、3月2日)

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  6. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  7. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  8. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  9. 三菱『アウトランダー』に初のオフロード仕様!「トレイルエディション」米2025年モデルに
  10. 大胆な2人乗りの『シエンタ』登場、空間をカスタマイズできるコンプリートカー「JUNO」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る