【ジュネーブモーターショー14】イタリアの名門、エルミーニ が50年ぶりに復活…686kgの軽量スポーツを予告

自動車 ニューモデル 新型車
伊エルミーニのコンセプトカー、セイオットセイの予告イメージ
伊エルミーニのコンセプトカー、セイオットセイの予告イメージ 全 1 枚 拡大写真

3月4日(日本時間3月4日夕方)、スイスで開幕するジュネーブモーターショー14。イタリアの名門ブランドが、およそ50年ぶりに復活を果たす。

これは、エルミーニ(ERMINI)が明らかにしているもの。「ジュネーブモーターショー14において、コンセプトカーの『セイオットセイ』(SEIOTOSEI)を初公開する」と告げられている。

エルミーニは1946年から1955年まで、イタリア・フィレンツェに本拠を置き、スポーツカーを少量生産していた。総生産台数は、およそ40台。その多くがミッレミリアやタルガ・フローリオなどのレースで活躍し、エルミーニの名前を歴史に刻んだ。

1962年、エルミーニは活動を休止。2007年、イタリア・フィレンツェに、エルミーニ・オートモビル・イタリア社が設立され、再びエルミーニ ブランドが息を吹き返した。そして2014年、ジュネーブモーターショーで新生エルミーニの第一号車、セイオットセイを発表する。

車名のセイオットセイは、イタリア語の「686」(Sei Otto Sei)に由来。これは、車両重量が686kgを意味する。セイオットセイは、スチール製のチューブラーフレームにカーボンファイバー製のボディパネルを組み合わせ、軽量な2シーターオープンスポーツカーとして登場する。

ボディサイズは全長4120mm、全幅1850mm、ホイールベース2600mm。エンジンは2.0リットル直列4気筒ガソリンターボで、最大出力320psを引き出す。トランスミッションは6速シーケンシャル。0-100km/h加速はおよそ3.5秒、最高速は270km/h(リミッター作動)の実力。なおエルミーニは、セイオットセイの予告イメージを公開している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る