【ジュネーブモーターショー14】リンスピードの自動運転EV、XチェンジE…テスラ モデルS ベースと判明

エコカー EV
リンスピード XチェンジE
リンスピード XチェンジE 全 10 枚 拡大写真

スイスのリンスピード社は3月4日(日本時間3月4日夕方)、スイスで開幕するジュネーブモーターショー14において、コンセプトカーの『XチェンジE』を初公開する。

リンスピードは、フランク・M. リンダークネヒト氏が1977年、スイスに設立したエンジニアリング会社。主にドイツ車のチューニングを手がけてきた。毎年ジュネーブモーターショーに斬新なコンセプトカーを出品し、存在感をアピールすることでも知られる。

リンスピードは2013年12月、XチェンジEを予告。今回、ジュネーブモーターショー14の開幕を控え、その正体について、「テスラモーターズのEV、『モデルS』がベース」と公表した。

XチェンジEは、自動運転車(ロボットカー)を提案したコンセプトカー。ただし、早期の実用化を狙って開発を進める大手自動車メーカーとは、目指す方向が異なっている。

リンスピードが掲げるコンセプトは、「ビジネスクラス」。4ドアセダンでありながら、前席は回転対座シートとなっており、自動運転中、後席の乗員と会話やお茶を楽しめる。また、前席乗員は走行中、シートを倒して睡眠を取ることも可能。航空機のビジネスクラスのように、「全ての乗員に快適な移動空間を」、というコンセプトを掲げた。

また、ステアリングホイールは通常、ダッシュボード中央にあるが、運転席側へ移動できる。「ハーマン」が手がけた車載インフォテインメントシステムは、ダッシュボード全体を覆う幅1200mmのワイドモニターが特徴。簡単なジェスチャーによる操作を可能にしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
  2. ルノー『キャプチャー』新型、4月4日デビューへ
  3. メルセデスベンツ、新型パワートレイン搭載の「GLA180」発売…高性能モデルAMG「GLA45S」も追加
  4. 【メルセデスベンツ Eクラス 新型試乗】SUV全盛の今に、果たしてどのような人が選ぶのだろう?…河村康彦
  5. シトロエンが新型SUVクーペ『バサルト・ビジョン』を発表 南米で2024年内に発売へ
  6. メルセデスベンツ『Gクラス』改良新型…449馬力の直6ツインターボ搭載、表情も変化
  7. 「トヨタバッテリー」へ社名変更、多様な電動車用バッテリーを提供
  8. 日産『エルグランド』一部仕様変更、安全装備を強化
  9. 「フォルクスワーゲンR」、独立ブランドに…今夏新パビリオン開設へ
  10. BYDが高級ブランド デンツァ『D9』の先行受注を開始! 同じ右ハンドル市場の日本投入は?…バンコクモーターショー2024
ランキングをもっと見る