【ジュネーブモーターショー14】フォルクスワーゲン、T-ROC 初公開…ティグアンの下に位置するSUV コンセプト

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フォルクスワーゲン T-ROC
フォルクスワーゲン T-ROC 全 15 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは3月3日夜(日本時間3月4日未明)、スイスで開催したジュネーブモーターショー14のプレビューイベントにおいて、コンセプトカーの『T-ROC』を初公開した。

T-ROCは、フォルクスワーゲンのSUVラインナップの中で、『ティグアン』の下に位置する小型SUVを示唆したコンセプトカー。フォルクスワーゲンが最近公開したSUVコンセプトとしては、米国での『クロスブルー』、中国での『クロスブルークーペ』、インドでの『タイグン』に続く1台となる。

T-ROCは、前衛的なデザインの小型2ドアボディを採用。フロントにはLEDヘッドライトを装備。ルーフは2分割で脱着でき、外したルーフはトランクに収納できる。オーバーハングは短く、足元は19インチアルミホイールに、245/45サイズのタイヤの組み合わせ。ボディサイズは、全長4179×全幅1831×全高1501mm、ホイールベース2595mm。

車台は、新型『ゴルフ』同様、フォルクスワーゲングループの新世代モジュラープラットホーム、「MQB」を使用。軽量構造のおかげで、車両重量を1420kgに抑えた。4シーターの室内は、デジタルメーターやセンターコンソールのタブレット型端末が特徴。前後のカメラが、ドライバーの視界確保をサポートする。

駆動方式は、Haldex-5カップリングを使用した最新型の4WD、「4モーション」。ストリート、オフロード、スノーの3モードの切り替えシステムと相まって、高いオフロード性能も追求された。

エンジンは、直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDI」で、最大出力184ps、最大トルク38.7kgmを発生。トランスミッションは7速「DSG」。0-100km/h加速は6.9秒、最高速は210km/hの性能を発揮する。欧州複合モード燃費は20.4km/リットル、CO2排出量は129g/kmと、環境性能も良好。このエンジンは、ディーゼル版の『ゴルフGTI』として欧州で用意される、『ゴルフGTD』譲りのユニットだ。

《森脇稔》

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