サラワク熱帯雨林破壊、NGOがペトロナスを批判

エマージング・マーケット 東南アジア

熱帯雨林の保護を訴えるスイスの非政府組織(NGO)、ブルーノ・マンサー基金(BMF)が、国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)が熱帯雨林を破壊していると批判を強めている。

ペトロナスは、サバ州キマニスの石油・ガスターミナル(SOGT)とサラワク州ビントゥルの液化天然ガス(LNG)プラントを繋ぐプロジェクトを行っている。

BMFは、プロジェクトの全容は公開されておらず、地元コミュニティーが環境破壊への懸念を強めていると指摘。パイプライン建設のために違法な木材伐採が行われており、住民が先祖代々引き継いできた熱帯雨林の破壊を引き起こしていると指摘している。ペナン族のコミュニティはペトロナスに対して賠償金を請求しているという。

SOGTの面積は250エーカーで、1日当たり30万バレルの原油、10億立方フィートのガスを取り扱う能力を持つ。問題のパイプランは、SOGTからビントウルのプラントに液化天然ガスを輸送するための設備となっている。
BMFは、サラワク州で大型ダムの建設プロジェクトが進められていることについても、先住民族の生活や豊かな熱帯雨林を脅威にさらすことになると批判している。

これまでのところ、サラワク州政府はBMFや他の国内外の環境保護団体による批判を無視している。
(マレーシアン・インサイダー、3月3日)

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. スズキ『ジムニー』もついに電動化!? 次期型のデザインを大胆予想!
  2. 雨の季節、濡れた傘をすっきり収納! 車内快適「傘入れ」[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. ダイハツ『ラガー』30年ぶり復活か?…土曜ニュースランキング
  4. トヨタ自動車、正社員の平均年収初の「1000万円超え」[新聞ウォッチ]
  5. ランチア『ガンマ』が42年ぶりに復活、新型の写真公開…電動クロスオーバー車に
  6. タイヤは「管理する時代」へ…ダンロップが提案するフリート運用の新常識PR
  7. カーオーディオ用DSPコントローラー機能搭載USBプレーヤー「DSD-Z100」発売 イース・コーポレーション
  8. ホンダの電動二輪車と部品共用、電動パワーユニット「eGX」に高出力3機種…6月17日世界初公開へ
  9. 名車や希少車が! 移動自動車博物館、ミラフィオーリ2026開催
  10. アウディ『A6オールロード』新型、A6アバント比で111mmワイド・最低地上高も34mmアップ…欧州発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. シトロエン『C3』新型にEV「e-C3」、航続388km…399万9000円から
  2. 「もはや地図事業だけではないHERE」…人とくるまのテクノロジー展2026初出展の背景を枝代表に訊ねる
  3. セキュア開発における脅威分析【自動車セキュリティ解説 第2回】
  4. 英Parkopedia、新APIでEVの「充電不安」解消へ…公共充電器の最大43%が実質利用不可という業界課題に対応
  5. 6/23申込締切 次のステップを模索する中国自動車メーカーの戦略を俯瞰する
ランキングをもっと見る