【ジュネーブモーターショー14】スバル、ヴィジヴ 2 コンセプト 初公開…PHVクロスオーバーが進化

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スバル ヴィジヴ 2 コンセプト
スバル ヴィジヴ 2 コンセプト 全 10 枚 拡大写真

スバル(富士重工)は3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー14において、『ヴィジヴ 2 コンセプト』を初公開した。

同車は、2013年春のジュネーブモーターショー13での『ヴィジヴ コンセプト』、2013年秋の東京モーターショー13での『ヴィジヴ エボリューション コンセプト』に続いて、スバルブランドの提供する価値、「安心と愉しさ」のひとつの方向性を提示した次世代クロスオーバーコンセプトカー。

ボディはヴィジヴ コンセプトの2ドアに対し、ヴィジヴ 2 コンセプトでは、より機能的な4ドアを採用。それでいて、スポーティなキャビンは受け継ぐ。スバルによると、スタイリッシュなボディながらも、ロングツーリングでも大人4名が快適にドライブを楽しめるユーティリティを確保しているという。

外観のデザインは、デザインテーマの「躍動感」「塊感」をより強く表現しながら、スバル車に共通するモチーフを継承。インテリアは、剛性を感じるボディ骨格をデザインの一部に取り入れ、ダイナミックで愉しい走りを想起させるインテリアに仕立てられた。

パワートレインは、直噴1.6リットル水平対向4気筒ターボ「DIT」エンジンと、高トルク対応リニアトロニックに、フロント1、リア2モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを採用。前輪はエンジン+1モーター、後輪は2モーターのみの駆動による3モーター式ハイブリッド車でありながら、シンメトリカルAWDレイアウトによる左右対称、低重心を実現。スバルによると、重いバッテリーはキャビン下に配置することで、走行性能や安全性能をいっそう高めているという。

さらに、スバルの次世代AWD技術のひとつ、「リア独立モーター駆動タイプシンメトリカルAWD」を搭載。スバルは、「4輪マネジメントという開発思想に基づき、AWD技術を磨きあげてきたスバルのノウハウを発展させ、走行環境、路面状況に応じて4輪を緻密に制御するスバルAWDシステムの新しい提案」と説明している。

《森脇稔》

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