【ジュネーブモーターショー14】アストンマーティン ヴァンテージ N430 発表…レース車両をイメージ

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アストンマーティン V8ヴァンテージ N430(ジュネーブモーターショー14)
アストンマーティン V8ヴァンテージ N430(ジュネーブモーターショー14) 全 10 枚 拡大写真

アストンマーティンは4日、ジュネーブモーターショーで『V8ヴァンテージ N430』を発表した。ニュルブルクリンク24時間耐久など、様々なレースを勝ち抜いて来たレース車両をモチーフとした特別モデルだ。

まず目を引くのはその特徴的なカラー。オプション設定される「クラブスポーツ・グラフィックス・パックス」を選択することで、最新のコンセプトカー『CC100スピードスター』や伝説のレーシングカー『DBR1』を彷彿とさせる特別色に仕上げることが可能だ。

会場では、まさに上記2台のカラーを採用した「Race」仕様を展示。グリルの縁取り、ルーフライン、ミラー、そしてブレーキキャリパーが蛍光色に近い黄色にペイントされており、アストンマーティンの歴史を知る人ならばニヤリとしてしまうモデルに仕上げられている。特別オプションカラーは他にも4色を用意。同会場にはブルーメタリックのボディに赤のアクセントが施された「Heritage」仕様も展示された。

内装は「ダーク」と「ライト」の2つのテーマカラーから選択可能。高級レザー、アルカンターラをふんだんに使用し、レーシーながらもラグジュアリーな空間としている。ステッチは4色から選ぶ事が可能。細かいカスタマイズができるのもハンドメイド生産にこだわり続けるアストンマーティンならではのおもてなしだ。

エンジンはV8ヴァンテージの高性能モデル「V8ヴァンテージS」と同じ、436psを発揮。これはレースで戦うGT4レーサーとほぼ同スペックを持つ。さらに、カーボンファイバーやケブラーなど軽量素材を多用することで、通常モデルより20kgもの軽量化を果たしパフォーマンスを向上させているという。N430は見た目だけの特別仕様ではないというわけだ。

N430は、アストンマーティンの他モデルと同様、クーペとロードスターに設定することができる。

《宮崎壮人》

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