【ジュネーブモーターショー14】フェラーリ カリフォルニアT 発表…V8ターボ搭載のオープンGT

自動車 ニューモデル モーターショー
フェラーリ・カリフォルニアT(ジュネーブモーターショー14)
フェラーリ・カリフォルニアT(ジュネーブモーターショー14) 全 13 枚 拡大写真

フェラーリは、スイスで開催されているジュネーブモーターショーで新型オープンモデル『カリフォルニアT』を発表した。『カリフォルニア』の後継車種にあたり、ターボエンジンを搭載するのが特徴だ。

カリフォルニアTは、歴代モデルの特徴を受け継いだオープン2+シーターモデル。リトラクタブル・ハードトップは14秒で開閉が可能。アルミニウム素材を使い軽量に仕上げた。ルーフを降ろした状態でも十分な荷室を確保しているという。

新開発3855cc直噴V8エンジンにターボを組み合わせ、560psを発生させる。コンパクトなツインスクロールタービンを採用、回転マスの低いフラットプレーン・クランクシャフトや圧力ピークの均一化などにより、ターボラグを同セグメントの従来エンジン比で50%短縮した。

トランスミッションは「F1デュアル・クラッチ・トランスミッション」を採用、ハイギアード化することで、従来比4.3%の加速力向上を果たしている。最高速度は316km/h、0-100km/h加速は3.6秒とGTカーでありながらトップクラスのスポーツ性能を実現した。

また、最新の磁性流体式ダンパーシステムの採用やステアリングシステムの最適化などにより、限界域でのコントロール性と乗り心地を両立させているという。

ボディサイズは全長4570×全幅1910×全高1322mm、ホイールベースは2670mm。デザインはピニンファリーナによるもので、伝統的なフェラーリ製フロントエンジンGTのスタイルを踏襲。「250テスタロッサ」の特徴的なポンツーン・フェンダースタイルを現代風にアレンジして採用しているのもデザインの特徴だ。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  4. 大胆なブラックバンパーに大反響!ダイハツ『ロッキー』のコンセプトカーを10台限定で市販化
  5. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る