【ジュネーブモーターショー14】BMWとピニンファリーナがコラボ、GTクーペの提案

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ピニンファリーナ BMW グラン・ルッソ・クーペ(ジュネーブモーターショー14)
ピニンファリーナ BMW グラン・ルッソ・クーペ(ジュネーブモーターショー14) 全 10 枚 拡大写真

イタリアのデザイン工房ピニンファリーナは、ジュネーブモーターショーでBMWのデザインチームとコラボレーションし制作したコンセプトカー『グラン・ルッソ・クーペ』を展示した。

グラン・ルッソ・クーペは2013年5月、イタリアで開催されたクラシックカーの祭典「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ」で初公開。モーターショーでの展示としては今回が初のお披露目となる。

「創造交換(Creative Exchange)」を目的とし、歴史あるカーメーカーBMWと、デザイン・工芸における第一人者ピニンファリーナがコラボレーション。優雅さと豪華さを追求した理想のGTカーを創り上げた。

BMWらしさを作り上げる、ロングホイールベース、長く伸びたボンネット、後方に位置するキャビンスペースといった要素を基本に、彫刻的なイタリアン・デザインを表現。キャラクターラインを水平基調で仕上げシンプルなイメージとしながらも、張り出しを与えることで陰影を作り出し、肉感的で優雅なデザインを実現している。『7シリーズ』のシャシーを使用しているとあって、そのサイズは圧巻だ。

インテリアは、ひと目でBMWのそれとわかるドライバー中心に設計された幾何学的要素を取り入れつつ、高級感を高めた。天然素材の木材や皮革にこだわり、ハンドメイドならではの温かみのある空間をめざした。

ピニンファリーナは今回のショーで、フェラーリが新型として発表した『カリフォルニアT』の別カラー仕様も展示。同社のデザイン力を2つの異なるアプローチで表現した。

《宮崎壮人》

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