中部国際空港、訪日イスラム教徒向け環境を整備…礼拝堂を新設

航空 企業動向

中部国際空港は、訪日ムスリム(イスラム教徒)旅行者の受入れ環境を整備すると発表した。

東南アジアからの訪日外国人旅行者が増加している中、3月にエアアジアXによるクアラルンプール線が就航することなどに伴って、中部国際空港(セントレア)では、今後ムスリム旅行者の増加が見込まれる。セントレアではこれまで、訪日外国人旅行者の受入れ環境を順次整備してきたが、ムスリム旅行者が安心して空港を利用できるよう環境を整備する。

ムスリムの生活習慣に配慮し「礼拝室」を設置するほか、空港内の一部飲食店で、ハラール認証レトルトを活用したポークフリー・アルコールフリーのメニューを提供する。

礼拝室は、旅客ターミナルビル2階到着ロビーに設置、3月17日から供用開始する。国際線出発制限にも設置する予定で、4月中に供用開始する。

また、国際線出発制限エリア内の免税店で、「豚(豚由来を含む)」、「アルコール」その派生商品が含まれていない食品のお土産品を販売する。

訪日ムスリム観光客向けに、関西国際空港や成田国際空港でも同様に環境整備に力を入れており、中部国際空港も追随する。

今後も、飲食店でのメニュー表示の充実など、ムスリム旅行者に向けたサービスの拡充を順次実施し、受入れ環境の向上に取り組むとしている。

《レスポンス編集部》

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