スカパーJSAT、航空機向けインマルサット衛星通信サービスの日本国内向けサービスを開始

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スカパーJSAT、「スイフトブロードバンド」サービス
スカパーJSAT、「スイフトブロードバンド」サービス 全 1 枚 拡大写真

スカパーJSATは、子会社であるJSATモバイル・コミュニケーションズが3月から航空機向けインマルサット衛星通信サービス「スイフトブロードバンド」の日本国内向けサービスを開始したと発表した。

JSATモバイルは、スイスのOnAirとの提携により、「スイフトブロードバンド」をバックボーンとする航空機内Wi-Fiサービス「インターネットオンエア」を全日本空輸(ANA)機内で提供する。サービスが整備されたANA国際線の航空機内では、上空でWi-Fi対応デバイス(スマートフォン、タブレット端末など)によるインターネット接続が可能となる。

航空機に専用の衛星通信設備を設置することにより、飛行中の航空機と最大432kbpsのデータ通信が可能となる。今回JSATモバイルは「スイフトブロードバンド」用の無線局免許を総務省から取得し、日本の航空機でもサービスの提供が可能となった。

世界最大級の通信用静止衛星「Inmarsat-4」を3機使用しており、サービスエリアはほぼ全世界となる。加えて、OnAirは100以上の国から承認を受けており、更に350以上の企業とローミング契約を結んでいる。OnAirの技術とインマルサットのサービスエリアを組み合わせることで、常にインターネットと接続するサービスを提供することが可能となった。

《レスポンス編集部》

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