ヤマハ発動機、4ストローク船外機「F115B」を開発…排気量拡大と軽量化両立

船舶 企業動向
ヤマハ発動機、4ストローク船外機「F115B」
ヤマハ発動機、4ストローク船外機「F115B」 全 1 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は、新設計の直列4気筒エンジンを採用し、軽量・コンパクトを追求した4ストローク船外機「F115B」を、4月1日から発売すると発表した。

「F115B」は、新開発の総排気量1832cc、直列4気筒のエンジンを採用する。軽量・コンパクト設計の徹底により、既存の同クラスのモデルと比べ、排気量を91cc拡大しながら約10kgの軽量化を実現、より幅広い種類のボートへ搭載を可能にした。

低速運転時の震動とエンジン音を低減するなどの快適性向上を図った。外観も次世代船外機としてエッジの印象的な新デザインを採用した。

独自の多重塗装、特殊合金「YDC-30」の採用やアノード(防食亜鉛)の最適配置、電着塗装による排気系への特殊防食処理などにより、耐食性を高めた。ECM(エンジン・コントロール・モジュール)にパソコンを接続し、画面上でセンサーなどの故障箇所や故障履歴の確認ができる故障診断システム「ダイアグノシス」を搭載する。カウリングの水密製を高めたほか、独自の排水システムを採用し、安定したエンジンの航走状態を確保する。

シフトダンパーシステム(SDS)を採用し、シフト時のショック軽減を図った。また、新設計の排気システムにより静粛性を高めるとともに、大型ラバーマウントを採用することで、低振動を実現した。

環境対応の面では、世界で最も厳しい規制となる見通しの米国カリフォルニア州大気資源局(CARB)の2008年度規制値における最高基準値(スリースター)をクリアしている。

デジタルネットワークにより操船者に船外機の情報を伝える「コマンドリンクシステム」に対応するほか、600回転から1000回転の間で50回転ごとにトローリングスピードを調整可能な「可変トローリングスイッチ(VTS)」を採用する。

さまざまな電子システムの稼働に充分な容量を持つ発電装置(35アンペア)も搭載する。

販売計画は年間300台。価格はF115BETLが126万円(税抜き)、F115BETXが128万円(税抜き)、FL115BETXが130万円(税抜き)。

《レスポンス編集部》

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