熊本市電ICカード、3月28日から運用開始

鉄道 行政
熊本市電ICカード「でんでんnimoca」のデザイン。3月28日から運用を開始する。
熊本市電ICカード「でんでんnimoca」のデザイン。3月28日から運用を開始する。 全 2 枚 拡大写真

熊本市交通局は3月6日、熊本市電のICカード乗車システム「でんでんnimoca(ニモカ)」の運用を3月28日の初電から開始すると発表した。でんでんnimocaのポイントサービスも始める。

でんでんnimocaは、西日本鉄道(西鉄)のICカード「nimoca」のシステムを採用。全国相互利用サービスに対応しており、nimocaのほかJR九州「SUGOCA(スゴカ)」や福岡市交通局「はやかけん」、JR東日本「Suica(スイカ)」などでも熊本市電を利用できるようになる。

28日の運用開始にあわせ、でんでんnimocaのカードが市電車内などで発売されるほか、運用開始を記念したカード(限定1万枚)も同日9時30分から交通局の営業推進室窓口で発売される。発売額は通常カード・記念カードともに2000円(利用可能額1500円・デポジット500円)。記念カードでは券面にフルカラーの写真を採用しており、これは全国で初めてという。

ポイントサービスは、市電の利用金額に応じて付与する「乗車ポイント」と、当月中の利用金額に応じて付与する「ボーナスポイント」の2種類。乗車ポイントの付与率は利用金額の2%で、たとえば大人1回の乗車(150円)につき3ポイントが付与される。ボーナスポイントは2000円到達時に50ポイント、4000円到達時に100ポイント、6000円到達時に150ポイント、8000円到達時に200ポイント、1万円到達時に250ポイントが、それぞれ付与される。

1ポイントは1円として交換することができ、たまった乗車ポイント・ボーナスポイントは市電車内でのチャージの際、自動的にチャージ額に交換される。交通局の営業推進室窓口などでも交換できる。

IC定期券の運用開始は2014年度中を予定している。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「戻せばOK」は通用しない! 現代チューニングの合法ルールとは~カスタムHOW TO~
  2. 日産がエルグランドなど新型4車種投入へ…NISSAN START AGAIN
  3. 「通勤とか買い物にちょうどよさそう」オシャレ系特定小型原付『ウォンキー』にSNSでは反響
  4. ハーレーダビッドソン、横浜で交通安全パレード開催へ 先頭ライダーは魔裟斗
  5. ショッピングセンターに320台の名車・旧車が大集結…第5回昭和平成オールドカー展示会
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  2. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  3. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  4. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る