スカイチーム、20番目のメンバーとしてガルーダ・インドネシア航空が正式に加盟…東南アジアで2社目

航空 企業動向

スカイチームは、20番目のメンバーとしてガルーダ・インドネシア航空が正式加盟したと発表した。

ガルーダ・インドネシア航空の加盟により、ジャカルタが東南アジアのゲートウェイの1つとなり、スカイチームのグローバルネットワークに新たに40都市が加わる。

スカイチームに東南アジアの航空会社が加盟するのは2社目となる。

ガルーダ・インドネシア航空は、インドネシアの40都市を含め12カ国、64都市に就航している。ガルーダ・インドネシア航空と他の加盟航空会社の連携により、スカイチームを利用する顧客が、インドネシアのビジネス拠点や観光地を訪れる利便性が向上する。

また、ガルーダ・インドネシア航空のブリズベン、メルボルン、パース、シドニー路線により、スカイチームのオーストラリアでの路線網が強化される。ガルーダ・インドネシア航空は、日本の成田、羽田、関西国際空港にも就航しており、今年5月にはジャカルタとロンドンのガトウィック空港を結ぶ新規路線開設も予定し、ヨーロッパ路線の充実も図る。

スカイチーム加盟条件の一環として、ガルーダ・インドネシア航空は、顧客サービス向上に取り組んでいる。これには、エリート・プラス会員とファースト/ビジネスクラスの顧客を対象とした、空港での優先サービス「スカイプライオリティ」の導入も含まれている。

ガルーダ・インドネシア航空の年間1900万人の顧客には、スカイチーム加盟航空会社の運航便もマイルの獲得と利用の対象となる。他のスカイチーム加盟航空会社のマイレージプログラム会員も、ガルーダ・インドネシア航空が運航するフライトでマイルの獲得と利用が可能となる。

スカイチームのマイケル・ウィズブラン常務は「ガルーダ・インドネシア航空の加盟により、スカイチームは1064都市に就航し、世界の重要な路線の90%以上を網羅することになる。世界で5億8800万人の顧客が利用しているスカイチームの地位が、今後はアジア太平洋地域でも強化される」とコメント。

《レスポンス編集部》

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