JAXA奥村理事長、若田宇宙飛行士の船長就任は「震災復興に取り組む人に活力や希望を与える」

宇宙 企業動向

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の奥村直樹理事長は、日本人初の船長に就任した「若田宇宙飛行士の勇姿が、(東日本大震災)復興に取り組む人々に活力や希望を与えるものとなることを期待する」とのコメントを発表した。

国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の若田宇宙飛行士は3月9日(日本時間)、ロシア宇宙飛行士のオレッグ・コトフ船長から引き継ぎ、第39代ISS船長に就任した。ISS船長は、宇宙飛行士全員の命とISSミッション全体を預かるという重い責任と、適格な危機管理能力が求められる。

奥村理事長は、若田宇宙飛行士の船長就任したのは、本人のこれまでの宇宙活動における実績や、地上での勤務・訓練時に発揮してきたリーダーシップが評価されたのに加え、「宇宙開発活動において日本がこれまで培ってきた国際社会からの信頼の結果でもある」としている。

また、奥村理事長は「若田宇宙飛行士が、今回の長期滞在で掲げている『和』(ハーモニー)は、日本人が特に重視する美徳の一つで、和の心を持って、世界15カ国による国際協力のシンボルであるISSで、アジア初の船長として任務にあたる若田宇宙飛行士の活躍する姿は、日本国民に共感いただけるものと思う」としている。

《レスポンス編集部》

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