シンガポール航空、ターキッシュエアラインズとコードシェア拡大で合意

航空 企業動向

シンガポール航空は、ターキッシュエアラインズ(トルコ航空)とイスタンブール以遠、シンガポール以遠のコードシェアを大幅に拡大することで合意した。

また、シンガポール航空は、シンガポール~イスタンブール間の運航便数を時期により週6便に増便する。

スターアライアンス加盟航空会社である両社は、2009年2月からシンガポール~イスタンブール間の運航便をコードシェアしてきた。同路線は現在、シンガポール航空が週4便、ターキッシュエアラインズが週7便で運航している。

今回のコードシェア拡大の合意によりイスタンブール以遠のトルコの各都市、アフリカ、ヨーロッパ、中東、北米を結ぶターキッシュエアラインズの運航便にシンガポール航空の「SQ」便名が追加される。

同様にターキッシュエアラインズの「TK」便名が、シンガポール以遠の東南アジアや南西太平洋の各都市を結ぶシンガポール航空の運航便に追加される。

今回のコードシェア拡大は、関係当局の承認を経て、2014年5月1日より開始となる見込み。シンガポール航空によるシンガポール~イスタンブール間の運航は、2014年5月26日から週6便に増便する予定。

シンガポール航空でコマーシャル担当のマック・スゥイー・ワーエグゼクティブバイスプレジデントは「シンガポール航空は、運航ネットワークを拡大することで、顧客の利便性向上に努める。今回のようなパートナーシップは、自社だけでは実現できないことが他社との連携によって可能になるという好例」と述べている。

ターキッシュエアラインズのアフメット・ボラットチーフインベストメント/テクノロジーオフィサーは「広大な両社の運航ネットワークを通して顧客に提供できる旅行の機会を最大限に増やすというターキッシュエアラインズの目標の1つを達成することができる。また、シンガポール航空と連携し、両社のネットワークを共有し合うことで、ターキッシュエアラインズの顧客をシンガポール経由でオーストラリア、ニュージーランド、東南アジアへと案内することができるようになる」と述べている。

《レスポンス編集部》

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